社協だより No.236
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生活上のちょっとした困りごとや高齢者見守り活動など、今、近隣住民どうしのささえあいやたすけあいのしくみづくりが必要といわれています。 市内でも、町内会(自治会)単位やボランタリーな取り組みによる、住民福祉ネットワークの輪が広がり始めています。そこで今回は、2つの取り組みについてご紹介します。広がり始めています!「ゆめの会」(東神吉町)◆仲良しメンバーでボランティア活動を続けたい! 今年3月で、「地域ぐるみの見守り事業」(老人給食サービス事業)による配食サービスが終了しました。永年、一緒に調理ボランティアとして活動してきた仲良しメンバーが、「これからも一緒にボランティア活動を続けていきたい」という思いから、ボランティアグループ「ゆめの会」を結成しました。 4月の集まりでは、これからの活動に向けて、ざっくばらんに話し合いました。★ 「ゆめの会」では、東神吉町の生活支援ボランティアとして、社協からの依頼や地域ニーズについて、 自分たちにできることを協議しながら、地域に根ざしたボランティア活動に取り組んでいきます。≪ 話し合われたこと!≫・自分たちにどんなボランティアができるんだろう?・これからは地域見守り事業のように、高齢者の見守り活動や、 住民どうしでたすけあったりささえあう活動が必要だよね…。・ボランティア活動にも、楽しみがないと長続きしないなぁ。・仲良しメンバーと楽しみながらボランティアすることは、自 分たちの健康にも良いよね・・・。など~住民どうしのささえあいの輪~~住民どうしのささえあいの輪~≪第4期小地域福祉活動モデル地区≫◆「お互いさま隊」が、困りごとをお手伝い!グリーンシティ自治会 (加古川町) グリーンシティ自治会(以下、自治会)は、自主防災活動が活発なマンションです。これまでも大規模災害や緊急時を想定し、住民一丸となって様々な訓練やしくみづくりに取り組んできました。 この度、防災活動で培った住民相互の連帯意識を、日頃のたすけあい活動に生かしていこうと、新たな取り組みを始めました。 今年1月より、自治会役員・民生児童委員・住民が中心となり協議を重ね、生活上のちょっとした困りごとを住民どうしで助け合う「お互いさま隊」(住民ボランティア)を発足しました。 最初に住民の生活課題を把握するため、全世帯を対象に、アンケート調査を実施しました。その結果、高齢であったり、身体が不自由なために、「ゴミ出し」に苦労している人がいることがわかりました。 そこでお互いさま隊では、まずは「ゴミ出し」支援に取り組むことにしました。 支援時に、一人ひとりに声かけすることで安否確認にもつながっています。 依頼1回につき100円を払うというルールを決め、支援される側が気兼ねなく頼むことができるよう工夫しました。いただいた100円は、お互いさま隊の運営資金にあてています。 これからも、住民どうしで知恵を出し合って、たすけあいの輪を広げていきます。
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