また、「安心して暮らせるまちづくりをしてほしい」というアンケート結果について協議を重ねた結果、次の3つの取り組みが必要ということが見えてきました。① 住民同士の顔の見える関係づくり② ちょっとした気づきの見守りの意識を高くする研修会の実施③ 見守りをする地域住民や組織・団体が連携をとれるネットワークづくりになる。 協議会では、この3つの取り組みを進めるため志方町見守り研修会「“木(気)になる輪(わ)”」を企画しました。 この研修会は、地域住民や町内会役員、民生委員・児童委員、ボランティア団体をはじめ、地域包括支援センター、加古川市、介護施設や民間企業などの職員が意見交換をしながら、見守りカードゲームを体験します。参加者は、地域住民のちょっとした気づきが高齢者の見守りにつながったという事例を通して、気づきがあった際の相談先や対応方法について共有します。 今後、協議会では、地域住民に“見守りは誰がするではなく地域全体で包み込むようにする”という意識が浸透するよう、さまざまな組織・団体に見守り研修会の開催を呼びかけていきます。▲見守り研修会体験の様子 ボランティアグループあさがお会の呼びかけで、見守り研修会「“木(気)になる輪(わ)”」を実施しました。参加者からは「見守りについてわかりやすく学べた」、「他の人の意見を聞いて、気づくことがたくさんあった」、「志方町で取り組みを広げていきたい」という感想がありました。▲見守りカードゲーム5高齢者見守り活動の取り組み見守り研修会で 期待される効果●研修会を通じて住民やさまざまな組織■団体との顔の見える関係ができる。●ちょっとした気づきの重要性がわかり、住民の見守り意識が高くなる。●相談・連絡先がわかり、見守りが必要な高齢者の早期発見■対応のきっかけ
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