社協だよりかこがわ_No272
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62ささえあい協議会情報事務局:地域福祉推進係 TEL:079(424)4318(代)ささえあい協議会(生活支援体制整備事業)活動報告 現在、市内の中学校区で取り組んでいる「ささえあい協議会」は、高齢社会の進行を踏まえ、校区内の各種団体が連携し、地域独自のささえあいのしくみづくりを進めています。 今回は氷丘地区ささえあい協議会(以下、「協議会」という。)の活動について紹介します。「ひおCar」のしくみ  地域住民の課題を受け止めて 協議会へ、地域の高齢者から「免許を返納すれば通院に困る」「近くに病院はあるが、自力で行くことに不安を感じる」など、通院送迎を希望する声が多く寄せられました。 そのため協議会では、地域の高齢者の通院をサポート(支援)するしくみについて協議を重ね、今年4月から独自の通院送迎に取り組んでいます。利用対象は、氷丘地区在住のおおむね65歳以上で、自力で通院することが不安な人です。毎週月曜日(祝日の場合は水曜日)のみの運行で、事前に登録と予約が必要です。 送迎用の車は、「高齢者のために役立ててほしい」と市民から寄贈された社会福祉協議会(以下、「社協」という。)の車両を活用し、氷丘地区(ひおか)にちなみ『ひおCar』と名づけられました。  利用者へのちょっとした気づきが見守りに ひおCarは、地元住民のほか、社協に登録するボランティアが運転手と補助員として同乗しています。移動支援だけではなく利用者の困りごとなどを聞いて、生活支援コーディネーターに報告し、必要に応じて関係機関につなげています。 ボランティアから声かけすることで、利用者の見守り、安心につながることを目的としています。▲「ひおCar」氷丘地区ささえあい協議会地域の虹虹ちいきのにじ

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