加古川市障がい者団体連絡会地域で豊かに生きるために 加古川市障がい者団体連絡会 代表 山本博昭さん 私たちの障害はさまざまです。障害理解の促進のために必要なことは、お互いのことを知り合うことだと考えています。そして、足りないところをお互いに補って、仲間づくりができれば幸せな社会が生まれるのではないかと思います。 障がい者団体連絡会では、広く一般市民に向けた啓発に取り組んでいますが、団体間においても親睦を深め、お互いの障害特性の理解に努めています。こうして特性を理解し合うことで、会の運営や研修会の開催の際のスムーズな役割分担につながっています。 障害のあるなしに関わらず、お互いを尊重し合える社会にむけて、これからもさまざまな取り組みを進めていきたいと思います。 市内で活動する6つの障がい者団体(身体障害者福祉協会、視覚障害者福祉協会、手をつなぐ育成会、肢体不自由児・者父母の会、ろうあ協会、中途失聴・難聴者協会)は、共生社会の実現を目指して市民への障がい者理解に関する啓発や研修に取り組んでいます。 今回、紹介したマークは一部です。ほかにもさまざまなマークがあります。障害に関するマークを理解し、誰もが暮らしやすい社会づくりを進めましょう。▲点字を読む山本代表 障害者のための国際シンボルマーク 障がい者が利用しやすい建物、施設であることを明確に表すためのシンボルマーク。 このマークはすべての障がい者を対象とし、車いす利用の有無は関係ありません。 ほじょ犬マーク 補助犬(盲導犬、介助犬、聴導犬)を必要とする人の施設利用の円滑化を図り、身体障がい者の自立と社会参加を促進するためのマーク。 施設や店などの入口に貼られています。内閣府ホームページ (障害者に関係するマークの一例) ▶▲市民向け研修会の様子 このマークを付けた車が安全に通行できるよう配慮することが求められています。▲岡田市長との懇談会 ヘルプマーク 義足や人工関節を使用、内部障害や難病、または妊娠初期など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている人が、周囲にそれを必要としていることを知らせるマーク。 聴覚障害者標 (聴覚障害者マーク) 聴覚障がい者が運転する際、周りの車に注意を呼びかけるため、表示を義務付けられているマーク。3障がい者団体の取り組み表紙のマークの答えはこちら
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