社協だより かこがわ No.278
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1212 現在、市内の中学校区内で取り組んでいる「ささえあい協議会」は、高齢社会の進行を踏まえ、校区内の各種団体が連携し、地域独特のささえあいのしくみづくりを進めています。 今回は、加古川北ささえあい協議会(以下、「協議会」という。)の取り組みをご紹介します。 神野町、新神野、八幡地区で構成する協議会では、それぞれが抱える地域課題の解決に向けて、地域性に応じた取り組みを進めるため、各エリアでワーキングチームを結成しました。そして、3エリアともに、住民同士のつながりを深め、互いに助け合い・ささえあえる地域づくりを進めています。 地域の困りごと(ニーズ)を把握するため、70歳以上の高齢者を対象にしたアンケート調査を実施しました。アンケート結果を受けて、通院や買い物などの「移動支援」や、身近な場所で住民同士が交流できる「通いの場づくり」、住民が抱える生活上の悩みや困りごとなど、「地域課題を受け止める場づくり」に取り組んでいます。 なかでも高岡町内会は、「移動支援」のモデル地区として毎週月曜日、町内2カ所に移動販売車が来ています。毎回20人ほどが買い物に来られ、買い物の後におしゃべりを楽しむなど、買い物不便の解消だけでなく、新たな交流の場となっています。 高齢者が抱える生活上のちょっとした困りごとへの支援が必要という協議から、まず、足の不自由な高齢者へのゴミ出し支援を進めることになりました。現在、モデル的に6丁目町内会で、ゴミ集積場へ搬出することが困難な高齢者に代わり、地域のボランティアがゴミ出しを手伝っています。収集時には声かけをすることで、対象者の見守り活動も兼ねています。 また、助け合い活動の普及啓発として、新神野独自の「共助スローガン」を決め、新神野会館、町内の集会所や掲示板、地域にある事業所などにポスターを掲示する予定です。 そのほか、住民同士のつながりを深めるため、世代間交流などのイベント活動の実施に向けて協議していきます。▲移動販売(高岡会館横)▲ゴミ出しボランティア4神野町新神野地域の虹ちいきのにじ

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