社協だより かこがわ No.278
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 社協では、身近な生活圏域でのささえあい活動の普及を推進するため、年度ごとに市内単位町内会(自治会)を「小地域福祉活動モデル地区」(以下、「モデル地区」という。)に指定しています。第10期モデル地区 山角町内会では、10月から翌年3月の期間において、住民の抱える生活課題に対して、住民同士でささえあえるしくみづくりを進めました。 サークル活動から生まれるコミュニケーション サークル活動では、回を重ねるごとに参加者同士のコミュニケーションが活発となり、健康面を気遣ったり、生活の困りごとを話し合う様子がみられるようになっています。 また、サークル活動に参加できない人に対しても、声かけやさりげない見守りをするなど、自主的な見守り活動につながっています。 気にかけ合える地域を目指して 「モデル地区指定を受けたことで、住民同士が集い合える場のきっかけができました。これからも活動を継続し、住民相互に気にかけ合えるつながりのある地域にしていきたい」と山角ささえあい会議 谷■■■■川一■■■■成代表は語ってくれました。▲山角ささえあい会議▲佐伯亮太さんとの懇談 気軽に話せるつどいの場づくり 「山角ささえあい会議」では、住民相互の気にかけ合いや困っている人を助け合えるしくみづくりを検討しました。 「住民が気軽に集える場が少ない」という現状に着眼し、住民アンケートを通してサークル活動(写経、ウォーキングなど)を立ち上げ、参加しながら普段の生活の様子を話せる場をつくりました。また、子どもたちを対象に季節行事を企画し実施しました。 ささえあいのしくみづくりを進めるために… 今後さらに町内のささえあいを広げていくため、Roof.LLC 共同代表 佐■伯■■亮■■■■太さんから、ささえあい活動を進める上でのヒントを教えてもらいました。 「気軽な雑談から住民がつながり、自主的なサークル活動がたくさん生まれることが重要」とのお話を受けて、活動上のポイントを確認し合いました。▲サークル活動(歩こう会)6約160世帯平荘町 山角町内会の活動 山角町内会は、加古川市の北東部に位置しており、神社を中心とした秋祭りが盛んな地域です。 このモデル地区指定を受け、町内でのささえあいの取り組みを進めるために、民生委員・児童委員と民生協力委員が中心となり「山角ささえあい会議」を開催しています。(令和4年10月~令和5年3月)第10期 小地域福祉活動モデル地区指定事業

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