
ささえあい協議会
見守り体験ゲーム「木(気)になる輪(わ)」を実施しました。

12月6日(土)、米田町の船頭町内会役員会で、加古川西公民館エリアささえあい協議会の取り組みである、見守り体験ゲーム「木(気)になる輪(わ)」を実施しました。
ささえあい協議会メンバーがグループの進行役となり、カードの内容から考えられるさまざまな事象の可能性をグループメンバーで話し合いました。そのなかで、認知症の人についてや訪問販売に関する事例など、町内で実際にあったケースが共有されました。参加者からは「隣近所で気にかけあうことの大切さを学べた」という声を聞くことができました。
今後は、町内で住民同士の顔の見える関係が広がるように、今回体験した参加者が、住民同士の集まりなどで「木(気)になる輪(わ)」を広めてくれることを期待しています。
加古川西公民館エリアささえあい協議会では、東神吉町、西神吉町、米田町の3町それぞれで、地域課題を解決する取り組みを検討しています。
東神吉町は、近隣を走るバスの運行本数が少なく、免許返納後の移動手段に困っている人が多いことから、住民同士によるささえあいの移動支援について、話し合っています。
西神吉町は、一人暮らしや高齢者世帯が多く、空き家も増えている現状です。
米田町は古くからの住民と新しい住民が混在している所が多く、地域のつながりが希薄になりつつあります。
西神吉町と米田町の具体的な取り組みとして、現在、見守り体験ゲーム「木(気)になる輪(わ)」を実施しています。
体験ゲームを通じて、西神吉町は、町内での見守りの意識を高め、米田町は、隣近所の顔の見える関係が広がっていくことを目指しています。
※ 見守り体験ゲーム木(気)になる輪(わ)とは… さまざまな状況が書かれたカードから、どんな要因、事象などが考えられるか話し合うことで、見守りの感度をあげることを目指したカードゲームです。(詳細は、志方町ささえあい協議会の「こんな取り組みを続けています」をご覧ください)